福岡県北九州市小倉南区のお客様 セーラー万年筆を買取しました!
ご覧いただきありがとうございます。
おたからや小倉守恒店の植波です。
今回は福岡県北九州市小倉南区のお客様よりセーラー万年筆を買取させていただきました。
ありがとうございます!
海軍の技師が阪田久五郎に贈った当時最先端の万年筆。そんなイギリス留学のお土産が、セーラー誕生のきっかけになり、後にセーラー万年筆を創業する阪田久五郎は、金属文具工場を経営していた兄・斎次郎に協力し、国内初の金ペン生産を実現しました。
ちなみにセーラーという社名も海軍が由来だそうで、海軍の重要な拠点のひとつである呉を本拠地と定め、先兵として汗を流している水兵(=セーラー)から名前を取ったと言われています。
1912年に独立すると、文具類の製造・販売を開始。1948年には国産化第一号となるボール(・ポイント・)ペンの発売を実現しました。そして1958年にはカートリッジ式の万年筆を発売。さらに1963年にはミニ型万年筆「ミニエース」を売り出し、人気を博します。これは、時流を読んでバカンス用のペンとして触れこんだ戦略が功奏し、その後も、毛筆の良さを取り込んだ「ふでペン」、女性をターゲットにしたカラフルな万年筆「キャンディ」シリーズ、細身が売りの「ホスカル」や「シャレーナ」など、ヒットモデルを続々と生み出しました。
セーラー万年筆といっても千円台の製品から数十万円の製品まで幅広くあり、この価格差にはペン先の素材の差が大きく影響します。
特殊ステンレス製のペン先は、硬めの書き心地で線幅も一定に出やすく、しっかりとした書き味が特長で、主に一万円以下の製品で使用しています。
14金、21金といった合金製のペン先は、万年筆らしい柔らかくしなる書き心地を楽しめます。こちらは、一万円以上の製品に使用しています。
以上、セーラー万年筆についてご紹介させていただきました。いかがだったでしょうか?
おたからや小倉守恒店では、セーラー万年筆などのブランド品はもちろん、アクセサリー・貴金属・商品券・古銭・古美術品・骨董品・切手・家電製品など多種多様に買取を行っております。
新品保管品は勿論、長年ご愛用されたお品物でも勿論査定させていただきますので、お買い物やランチなどのついでにお気軽にお立ち寄り下さい。
スタッフ一同心より皆様のご来店お待ちしております。