福岡県北九州市小倉南区のお客様 セリーヌタイピンを買取しました!
ご覧いただきありがとうございます。
おたからや小倉守恒店の植波です。
今回は福岡県北九州市小倉南区のお客様よりセリーヌタイピン を買取させていただきました。
ありがとうございます!
皆様はセリーヌというブランドをご存じでしょうか?今回はブランド「セリーヌ」の歴史についてご紹介させていただきます。
第二次世界大戦が終わったばかりの1945年、30歳を目前にしたセリーヌ・ヴィピアナが、夫・リチャードとともにセリーヌを創業。
最初は“自分の子どものために”と、オーダーメイド高級子供靴専門店としてスタートしました。
パリの靴職人と革職人の技術を用いて、一つ一つ丁寧に製造したセリーヌの靴は「スタイリッシュで履きやすい」と、瞬く間に上流階級を中心に人気を獲得。
1948年には新しく3店舗をオープンするほど、セリーヌの事業は順調に進んでいました。
そして次第に、子どもたちの靴をオーダーしていた母親たちから婦人靴のリクエストが増加するようになります。
1959年、セリーヌは婦人靴の展開をスタート。
婦人靴を作り始めてまず人気になったのが、馬具である轡(くつわ)型の金具がついた婦人用モカシンの「インカ」です。
インカのヒットをきっかけに、セリーヌは徐々に軌道に乗っていきます。
1965年には香水とスカーフ、1966年にはハンドバッグの販売をスタート。
顧客はたちまち増加し、セリーヌは人気ブランドへと上り詰めました。
1967年、セリーヌは事業をさらに拡大し、プレタポルテコレクションを開始しました。
当時ヨーロッパでは、オートクチュールからプレタポルテがモード界を牽引する流れになっていたこともあり、コレクションは好調だったそう。
上品な雰囲気ながらも着回しの効く、実用性の高いセリーヌの服は、パリのB.C.B.G.(フランスの上流階級の人たちの良いファッションや良い暮らしを指す言葉 )の代名詞となり、瞬く間に人気ブランドへと上り詰めました。
しかし時代の変化とともに、B.C.B.G.は廃れ、セリーヌはいつしか「時代遅れ」のレッテルを貼られるようになりました。
高齢者向けのブランドとして定着してしまったセリーヌは、徐々に売上を落とし、ブランドの勢いを失っていきます。
そんな低迷期であった1987年、セリーヌはフランスの実業家であるベルナール・アルノー率いるフィナンシエール・アガッシュ社(現LVMHグループ)に買収され、傘下に入ることを決意しました。
ナン・ルジェが社長となり、マイケル・コースをデザイナーを迎え入れ、ターゲットを「働く女性」へ変更。デザインはセリーヌの原点である、活動的で実用的なものへと変えていきました。
LVMHグループと経営や組織などの改革に取り組み、セリーヌはなんとかブランド休止の危機を脱することに成功し、数々の素晴らしいデザイナーを迎え入れ、勢いを取り戻し世界的なラグジュアリーブランドとして認知されていったのです。
浮き沈みがありながら、今の「セリーヌ」があるんですね。いかがだったでしょうか?
おたからや小倉守恒店では、セリーヌなどのブランド品はもちろん、アクセサリー・貴金属・商品券・古銭・古美術品・骨董品・切手・家電製品など多種多様に買取を行っております。
新品保管品は勿論、長年ご愛用されたお品物でも勿論査定させていただきますので、お買い物やランチなどのついでにお気軽にお立ち寄り下さい。
スタッフ一同心より皆様のご来店お待ちしております。