福岡県北九州市小倉南区のお客様　Pt850地金ネックレスを買取しました！

今回お買取させていただきましたプラチナ、1年間の供給量は金の供給量の19分の1であるとされており、金以上に希少性の高い貴金属とされています。
そんなプラチナの代表的な生産国としては南アフリカ・ロシア・ジンバブエなどが挙げられますが、限定されたエリアでしか産出することができないため、金に比べると産出量も少ないのです。
そんなプラチナは指輪・ネックレスなどのジュエリー品としても多く用いられているほか、硬貨・食器・工業製品などにも活用されています。
さらには、資産の投資目的としても用いられているのです。

プラチナは金同様に安定感のある貴金属であり、濃い塩酸と硝酸を3：1の比率で混ぜて作る「王水」でなければ溶かせないのです。
一方で、金と同じように「柔らかな貴金属」としての特徴ももっています。
そのためプラチナは複雑なデザインや装飾の加工が施しづらく、少しの衝撃でも傷が付いたり変形したりしてしまいやすいのです。
この結果、プラチナの素材だけでジュエリーを作るのは適していないと言われています。

なので柔らかなプラチナは、ほかの貴金属と混ぜ合わせて作る「合金」を行うことで、ジュエリー用のプラチナとして強度を保っています。
「プラチナ850」とは1,000分率でその合金の割合を示したものであり、プラチナを含む率が85%であるという意味になります。
指輪に刻印される場合、元素記号の「Pt」を用いて「Pt850」といったように刻印されます。
「Pt850」以外にも90%のプラチナを含む「Pt900」や、95%のプラチナを含む「Pt950」などがあります。
プラチナを含む割合が多いと価格も高くなるのですがその分硬度は下がってしまうため、傷や変形がおきやすくなってしまいます。
Pt850はPt900やPt950に比べるとプラチナの価値は低くなってしまいますが、傷・変形のリスクは少ないうえ、比較的お手頃な価格で購入することができます。