福岡県北九州市小倉南区のお客様 国鉄ミニナンバープレートを買取しました!
ご覧いただきありがとうございます。
おたからや小倉守恒店の田辺です。
今回は福岡県北九州市小倉南区のお客様より国鉄ミニナンバープレートを買取させていただきました。
ありがとうございます!
「まさか国鉄のナンバープレートも買い取ってもらえるの?!」と思った方も多いのではないでしょうか?
はい!こちらも高価買取対象のお品物として、査定させていただいております!
では、今回は「国鉄ナンバープレートの魅力」についてお話させていただきます。
ナンバープレートの価値の源泉は、鉄道運営黎明期の明治時代まで遡ります。
鉄道開業翌年の1873年、日本最初の鉄道区間として営業した新橋〜横浜間では、乗客1日平均4347人、売上高は旅客収入、貨物運搬収入合わせて44万円でした。
経費23万を差し引いても21万の利益が出ていたため、当時、鉄道は儲かるという認識になったと言われています。
しかしその後、西南戦争で多大な出費を被り、政府は財政難に陥りました。
国有資本で進めていた鉄道建設を、民間による資本、すなわち私有資本で進めざるを得ない状況となり、多くの小〜中規模の私有資本による鉄道運営が始まりました。
その中でも、北海道炭礦鉄道、日本鉄道、山陽鉄道、九州鉄道、関西鉄道は五大私鉄会社と呼ばれ、活発な運営が行われました。
そののち、日露戦争、第一次世界大戦へと内政が軍部主導になった頃、私鉄は国有化、国鉄が誕生しました。
国産化の理由としては、私有資本の鉄道は軍品の生産、支給に不可欠ですが、外国資本が参入しているため、情報漏洩の危険があると案じたためです。
そして国鉄の標準仕様車両が制定され、小中規模で使用されていた鉄道車両は淘汰されていきました。
その後に電車へと移行していきますが、直接ゴシック体で印字する車両が多くなり、ナンバープレート自体の使用もフェードアウトしていきました。
ナンバープレートに高値が付くのは、主に戦後少しまで使用されていた蒸気機関車につけられていた部品であることが理由です。
車両形式から作られた時代がわかり、その生産された時代によって希少性が高くなるからです。
1910年代以降には鉄道の電化も急速に進んでいき、車両生産の規準も制定されていった為、ナンバープレートは貴重なものとなっています。なぜこんなにも鉄道のナンバープレートに惹きつけられる人が多いのでしょうか‥
それは、日本の歴史そのものを表現している有形資産だからではないでしょうか?
鉄道ファンだけでなく、日本の歴史が好きで詳しい人も、鉄道が現在の日本を形作るピースであることに異論はないかと思います。
ナンバープレート一つで話題も広がります。
例えば、該当する時代の鉄道技術の話にもなりますし、その時に何が起きていたかという日本の歴史にも言及することができます。
鉄道建設から運営に至るまでにも様々な人々の思惑があり、その時代の思想すら反映させているものの一つが鉄道と言えますね!
いかがでしたか?
みなさんのご自宅に、眠っているおたからはありませんか?
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ご納得のいくお値段で買取りさせていただきますので、ぜひお待ちしております!